産後骨盤矯正

こんな症状ありませんか?


• 産前、産後から腰痛が出てくるようになった。
• おんぶ、抱っこで腰が痛い。
• 足を擦って歩いてしまう。
• 寝返りを打つと腰が痛い。
• 産後から筋力が落ちてしまったと感じる。


骨盤が歪みやすい方の特徴

①体幹、インナーマッスル不足
②歩き方が悪い方(すり足、よく躓く)
③昔、運動していたのに現在は全くやらない
④下半身の柔軟性不足

骨盤の歪みの原因

基本的に体は正しいポジションにないと痛みや血流障害が起こります。骨盤は人体の基礎です。どんな動きにも関与していますし、支えになっています。歪みは生活習慣で起こります。
例えば…
荷物を持つとき、いつも同じ肩に掛けてしまう。足を組む習慣がある。片足に体重をかける癖がある。デスクワーク中に姿勢が悪くなってしまう。
普段やってしまっていることありますか?
日本人は骨盤が後ろに倒れてしまっている方が大半です。いわゆる骨盤が後傾している状態。
そうなると股関節は自然と開いてしまいます。(股関節の外旋)それから大腿部の筋肉は特に内転筋が衰えていきます。そこからO脚になり、腰が曲がり…と続いていきます。
変形性の股関節症、膝関節症になるリスクが高いです。

骨盤の矯正はいつからやればいいの?

→目安ですが、産後1ヶ月〜6ヶ月以内での施術がオススメです。理由としましては産前産後のホルモンの影響です。リラキシンという女性ホルモンは妊娠中、骨盤の筋肉や靭帯を緩める効果があり、産後の約6ヶ月間ホルモンが出ているためこの期間での骨盤矯正を推奨しています。

ただ、出産時の状況や産後の体調の回復には個人差がありますので、かかりつけの産婦人科に相談し了解を得てから施術ができるとより安心です。
もちろん4週以内でも腰痛などの痛みに対する施術は可能です。その状態に合わせてセルフケアやエクササイズをご提案いたします。
逆に半年から1年以降だと骨盤が固まってきますのでなるべく早くケアし始めることがベストです。
骨盤の固まる時期は個人差がありますが、ホルモンの影響を受けるので母乳であるかどうかなども関係してきます。
もちろん期間が経ってしまったから施術をしたら無駄ということはないので、まずはご相談ください!


以下に、妊娠および出産における他の主要な女性ホルモンとその役割について詳しく説明します。

  1. エストロゲン(Estrogen):
    • 役割: エストロゲンは主に卵巣で産生され、女性の性徴や月経周期の制御などに関与しています。妊娠初期には胎児の成長や胎盤の形成に重要な役割を果たします。また、エストロゲンは妊娠中に子宮の血流を増加させ、子宮内膜の成長を促進します。
  2. プロゲステロン(Progesterone):
    • 役割: プロゲステロンは卵巣で産生され、妊娠の維持に不可欠です。受精卵が着床すると、プロゲステロンの分泌が増加し、子宮内膜を厚くし、胎児の発育をサポートします。また、プロゲステロンは子宮の収縮を抑制し、流産を防ぐ役割も果たします。
  3. ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG:Human Chorionic Gonadotropin):
    • 役割: hCGは胎盤で産生され、妊娠初期において黄体の維持を促進します。これにより、黄体が崩壊することなくプロゲステロンの分泌が続き、妊娠が安定します。また、妊娠検査薬が検出するホルモンでもあります。
  4. プロラクチン(Prolactin):
    • 役割: プロラクチンは妊娠中および出産後に分泌が増加します。これは授乳を促進し、母乳の分泌をサポートします。また、プロラクチンは月経を抑制し、妊娠中には卵巣の活動を抑制する役割も果たします。
  5. オキシトシン(Oxytocin):
    • 役割: オキシトシンは主に出産時に活発に分泌され、子宮収縮を促進します。また、授乳時にも分泌され、母乳の放出を誘導します。オキシトシンは親子の結びつきや信頼の形成にも関与しています。

産後骨盤矯正へのアプローチ


もみじ鍼灸整骨院での産後の骨盤への施術アプローチをご紹介いたします。

1. カウンセリング・徒手検査
まずはカウンセリングと徒手検査にて痛めている部位と原因を探っていきます。筋力テストでどこの筋力が不足しているのか、正しく使えているのか、さらに腰だけではなく身体全体のバランスもチェックし、身体の使い方の癖や筋肉のバランスなどを検査し、痛みの根源となっている要素を見つけ出します。

2. 物理療法
電気療法、温熱療法を行い、痛みのコントロールや血流を改善し、治癒を促します。痛みの程度や患部の状態などで症状が悪化する可能性がある場合は物理療法を控えるケースもあります。

3. 矯正、手技治療、筋膜リリース、ストレッチ
痛みとともに柔軟性を失った組織や筋肉、関節にマッサージや筋膜リリースなどの手技を行い動きの改善を図ります。また全身のバランスが乱れている場合は矯正治療を行い筋肉や関節、骨盤のバランスを整えます。

4. 鍼灸治療
必要があれば鍼灸治療を行います。特に鍼による刺激は即効性が得やすく、筋肉の硬さを取り除いたり動きを改善するのに効果的です。

5. ホームエクササイズ/リハビリテーション
最後にご自身で行えるエクササイズをお伝えします。施術により良い状態に誘導し、ホームエクササイズを行うことで施術の効果がより持続していきます。痛みがある周辺の組織は少なからず活動量が落ち、筋力低下や関節の拘縮が出現するのでリハビリテーションはとても重要です。


産後の骨盤改善は将来的に腰椎椎間板ヘルニアや、変形性股関節、膝関節症を引き起こす要因となります。しっかり原因を特定し適切な処置を行うことが大切です。産後で悩みがある方はご相談だけでも構いませんのでぜひご来院ください。


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