こんな症状ありませんか？
• 慢性的な腰痛から殿部にかけて痛みがある
• 膝の後ろが痺れる
• 片方の足だけ痛い
その症状、梨状筋症候群かもしれません。
梨状筋が固まりやすい方の特徴
①同一姿勢でいることが多い
②慢性的な腰痛持ち
③長時間座位なことが多い
④オーバーユーズ（主にサッカー、ランナー）
梨状筋症候群の原因
梨状筋とは、殿筋と骨盤筋の中で股関節を外旋方向に動かす筋肉です。サッカーではインサイドキックをするときに使っているイメージです。スポーツのオーバーユーズにより、硬まった梨状筋が神経を圧迫し、膝裏や、ふくらはぎに痛みが出てきます。梨状筋の内側には坐骨神経が通っているため、梨状筋が固まった状態で長時間座位も症状を悪化させる原因になります。
症状
主訴として、殿部外側の痛み、圧痛、座位から立位になった際に痛みが走る。
殿部から膝裏の痛み、ふくらはぎにも痛みがある。重度の痛み、痺れがあり、ストレッチや手技の治療ができない場合、梨状筋を切開し、坐骨神経への圧迫を抑える。放置し過ぎてしまうとオペになります。
梨状筋症候群のアプローチ
もみじ鍼灸整骨院での梨状筋症候群への施術アプローチをご紹介いたします。
1. カウンセリング・徒手検査
まずはカウンセリングと徒手検査にて痛めている部位と原因を探っていきます。どこが痛いのか、いつから痛むのか、きっかけは何だったのか、どの動きで痛みが再現されるのかなどを確認し、スペシャルテスト(徒手検査)を用いて腰椎椎間板ヘルニア、筋損傷、神経麻痺などと鑑別(判別)していきます。さらに腰だけではなく身体全体のバランスもチェックし、身体の使い方の癖や筋肉のバランスなどを検査し、痛みの根源となっている要素を見つけ出します。
2. 物理療法
電気療法やアイシング、温熱療法を行い、痛みのコントロールや血流を改善し、治癒を促します。痛みの程度や患部の状態などで症状が悪化する可能性がある場合は物理療法を控えるケースもあります。
3. 矯正、手技治療、筋膜リリース、ストレッチ
痛みとともに柔軟性を失った組織や筋肉、関節にマッサージや筋膜リリースなどの手技を行い動きの改善を図ります。また全身のバランスが乱れている場合は矯正治療を行い筋肉や関節、骨盤のバランスを整えます。
4. 鍼灸治療
必要があれば鍼灸治療を行います。特に鍼による刺激は即効性が得やすく、筋肉の硬さを取り除いたり動きを改善するのに効果的です。
5. ホームエクササイズ/リハビリテーション
最後にご自身で行えるエクササイズをお伝えします。施術により良い状態に誘導し、ホームエクササイズを行うことで施術の効果がより持続していきます。痛みがある周辺の組織は少なからず活動量が落ち、筋力低下や関節の拘縮が出現するのでリハビリテーションはとても重要です。
梨状筋症候群は腰部、下半身の動きを制限して、将来的に慢性的な坐骨神経や、腰椎椎間板ヘルニアを引き起こす要因となります。しっかり原因を特定し適切な処置を行うことが大切です。殿部から腰、下肢の悩みがある方はご相談だけでも構いませんのでぜひご来院ください。
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