
【手首にしこりができる?】
・手首や指にコリコリしたしこりがある
・押すと痛いけれど、腫れたり熱を持っていない
・動かすと違和感がある
・腫瘤の正体がわからず不安
その“ふくらみ”や“しこり”、もしかすると「ガングリオン」かもしれません。
◇ガングリオンとは?
ガングリオンは、関節や腱の周辺にできるゼリー状の袋のことです。中には粘り気のある液体(関節液に似た成分)が入っていて、良性の腫瘤(できもの)に分類されます。
■よくできる場所
・手首(特に手の甲側)
・指の付け根や関節まわり
・足首や膝など、関節をよく使う部位
男女問わず発症しますが、特に20〜40代の女性に多いとされています。
◇なぜガングリオンができるの?
はっきりとした原因はわかっていませんが、以下のような要因が考えられています。
・関節や腱にかかる繰り返しのストレス
・外傷や炎症の影響
・関節液の通り道ができ、外に漏れた液がたまる
つまり、手や関節をよく使う人ほど発症しやすい傾向があります。
◇どんな症状が出るの?
・しこりができる(数mm〜2cm以上)
・押すと痛いこともある(無痛のことも多い)
・神経を圧迫するとしびれや感覚異常
・関節の動きに違和感がある
症状がなければ放置されることもありますが、大きくなったり、神経に触れたりすると治療が必要になることもあります。
◇整骨院でできる対応は?
当院では、ガングリオンが疑われる場合には医療機関の受診を推奨しています(エコーやMRIでの画像診断が有効です)。
ただし、周囲の筋肉や関節の使いすぎ、緊張などが原因でガングリオンができている可能性があるため、次のような施術は有効です。
・手や指の使い方の見直し
・日常生活でのセルフケア指導
また、再発予防として関節の柔軟性を保つためのリハビリや運動指導も行っています。
◇治療法は?
医療機関での代表的な治療は以下のとおりです。
・経過観察(自然に消えるケースも)
・穿刺(針で中の液体を抜く)
・注射で内容液を吸引後、ステロイドを注入
・手術による摘出(再発を防ぎたい場合)
※穿刺しても再発することが多く、根本治療には手術が選択されることもあります。
◇まとめ
ガングリオンはよく見られる良性の腫瘤で、必ずしも危険なものではありません。
ただし、神経を圧迫してしびれや痛みが出る場合は、早めの対応が必要です。
「気になるけれど、病院へ行くほどかな…」という方は、まずはお気軽に当院へご相談ください。
必要に応じて医療機関との連携も可能です。
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