このような症状はありませんか？
○足の親指の付け根が急に腫れて痛む
○関節が赤くなり、触れるだけで強い痛みを感じる
○痛みのせいで歩くのが困難になった
○夜間や明け方に突然の激しい痛みに襲われる
○痛みが数日から数週間続き、しばらくすると治まる
これらの症状、痛風が原因かもしれません。
◎痛風とは？
痛風は、血液中の尿酸値が高くなることで関節に尿酸の結晶が蓄積し、炎症や激しい痛みを引き起こす病気です。最初に症状が出ることが多いのは足の親指の付け根ですが、他の関節にも影響が出る場合があります。
痛風の発作は突然起こり、激しい痛みが特徴です。症状は一時的に治まることがありますが、適切な治療をしないと再発を繰り返し、慢性化することもあります。
◎痛風の原因
痛風は尿酸値が高い状態（高尿酸血症）が続くことで発症します。以下の要因が尿酸値の上昇に関係しています。
◇プリン体を多く含む食品やアルコールの過剰摂取
◇肥満や運動不足による代謝の低下
◇ストレスや脱水状態が続いた場合
◇腎機能の低下による尿酸の排出不足
◇遺伝的な要因
特にビールや内臓系の食品を好む人は、発症リスクが高まる傾向にあります。
◎痛風の主な症状
痛風は以下のような症状が現れるのが特徴です。
突然の関節痛と腫れ
関節が赤く熱を持つ
触れるだけで激しい痛みを感じる
発作が収まると一時的に症状が消えるが、再発する
痛風が進行すると、関節の変形や腎臓に結石ができるリスクも高まるため、早めの対応が必要です。
◎早めの治療と生活改善が大切です
痛風は適切な治療と生活習慣の見直しで予防や改善が可能です。
【対処と予防のポイント】
尿酸値を下げる薬の服用（医師の指導のもとで行う）
プリン体を多く含む食品やアルコールの摂取を控える
水分をしっかりとることで尿酸を排出しやすくする
適度な運動で体重を管理し、代謝を改善する
痛風は「生活習慣病の一種」ともいわれるため、食事や生活リズムの見直しが再発防止につながります。痛みが強い場合は無理をせず、早めに医療機関を受診してください。
痛風の症状や治療について詳しく知りたい場合は、専門家に相談することをおすすめします。
